プーケットいってきたよ①ベトナム経由
3月、姉の愛ちゃんとプーケットへ行ってきた。
姉は東京からクアラルンプール経由で私より先に行ってたので、プーケットのホテルで待ってるね〜という何とも心細い旅が始まった。決まったのも2ヶ月前くらいで、姉が以前から行ってみたかったらしく、プーケットの部屋取れたよ!と電話がかかってきた。友達が行けなくなって1人でも行こうと思っていたらしいが、私も行くことにした。プーケットまで無事辿り着いて、姉に会えるのか?と一抹の不安を抱えながら。
格安チケットで、私はベトナム経由のチケットにした。安いので、サイトの規約も解読が難しく、手荷物が7キロだけなのか、20キロの機内持ち込みが出来るのか?結局わからずじまいなので、最悪の場合空港でトランクを送り返すつもりで行ったら大丈夫だった。LCCは、超過料金1キロ1万円とか取られる。
姉の友達の旅マスターに聞いてみたら、チケットサイトによるらしい、基本は何も付いてないので自分でつけるようだった。そしてベトジェットは、大丈夫か聞いたら、大丈夫か大丈夫でないかというと、ギリギリ大丈夫じゃない、ご飯もまずいらしい。。不安に拍車が。
2時間睡眠で朝6時に関空に着き、9時にベトジェットに乗った。雨のせいか揺れまくる。座席も狭いし、身動き取れない。普段乗っている日本の飛行機と安定感が全然違うし早くも後悔。高くても良い飛行機にするべきだった‥と思いながら、ひたすら目を閉じる。が、揺れすぎて寝れない。持ってきたサスペンス小説も酔うので読めない。大丈夫じゃない飛行機で、生きた心地がしない時間が過ぎる。日本人はかなり少なく、ベトナム人かタイ人か、白人のバックパッカーが多い
。隣のベトナムカップルが、終始何かボリボリ食べて話してるし、機内食の匂いも変わった匂い。通路側の席なので、カップルがトイレに順番に行く度にかわるがわる起こされる。仕方ない。寝るのを諦め、そろそろ13時到着かぁ、と思い時計を見るが、着く気配がない。時差を忘れていたので現地時間13時は日本の15時なのであと2時間乗らなくてはいけなかった。1人でガーン!と思いながらまた目を閉じて、6時間ほどでベトナムに到着した。
安いチケットは乗り継ぎが長い。どうせならと1泊、空港近くに宿を取った。次の日の早朝の飛行機で、プーケットへ乗り継ぎする。
外に出るまでに、恐ろしく進まない大行列の税関があった。ベトナムでランチ食べて観光というスケジュールを考えていたけど、これはいつ出れるやら‥と疲れた身体が更に疲れを感じる。後からネットで色々調べると、ベトナムの税関は地獄の行列というコメントを見た。一人一人怖い顔をされて時間をかけてるし、日程表も見せないといけない。厳しい出国審査を1時間ほどで抜けた。
空港から出るまで、数歩歩く度にタクシー!SIMカード!と呼び込みが激しく、タクシーとSIMカードも買いたかったけど、どれもぼったくりの怪しく感じてしまって諦めて外に出た。外も人とタクシーで溢れかえっていて、道路も横断出来ないような交通量。歩いてホテル行けばいいかと思ってたけど、ネットも無いのでタクシーを拾うことにした。
ビナサンかマイリンという会社なら安心とのことだけど、出払っているようで怪しいのしかいない。最初に声をかけてきたタクシーは、ビナサンと胸に書いてあったけど3000円ほどと言われた。ぼったくりで高いので逃げる。SIMカードがあれば、タクシーをGrab というアプリで呼べば、安心と、旅マスターからは聞いてたけど。怪しいタクシーだとぼったくりや誘拐があるらしい。日本からAmazonでSIMカードを買って行くよう言われたけど、時間的に間に合わなかったのが悔やまれた。
迷い迷って空港で時間だけが過ぎていくので、思い切って次のタクシーの人の値段を聞いた。胸にはGと書いてあった。GrabのGかな?と思ったけど謎だった。値段は1500円と言う。多分本当はもっと安いはずだけど、さっきよりは半額なので乗ることにした。先にお金をくれと言うが、なんか嫌だったので拒否した。声かけ担当が、タクシー担当と電話連絡して、タクシーがやってきた。先にお金をくれ、と言う。どうやら空港から出る時に、500円ほどいるらしい。私がモタモタしてると、運転手自分で立て替えた。翻訳機能で、伝えてきたので、乗りながら先に1500円を払った。私はこのまま誘拐されるのかなぁ‥と恐怖を感じた。なんでベトナム経由にしてしまったんだーと後悔。女性1人で降りるとこじゃないかも。
運転手は、ホテルの場所が全然わからないらしく、ウロウロ走っていたので、何回も住所を確認した。その間、お金が足りない、もう一枚いる、と、かなりしつこいので500円渡した。なんだかんだ、日本円をお土産にくれだとか言われ続け、ホテルに着いた。もう無い!と言ったら諦めて降ろしてくれた。
高かったけど、無事ホテルに着けたのでほっと一安心した。エアポートホテルの男性はとても優しかった。
海外旅行って、超ポジティブシンキングじゃなきゃやってられないかも、と思う。
そして、日本とは何て安全で安心できる国なんだろ、と改めて思う。早く愛ちゃんと合流したいなぁとベットで少し横になり、ネットを繋いでみる。ベトナム空港が治安が悪い事や、ぼったくりにタクシーで1万円取られたなどと被害の口コミがたくさん。高速メータータクシーというものもあるそうで、着いたら高額請求されるパターンもあるみたい。私はまだましか。
夕方になっていた。空港とタクシーがかなり怖かった為、心が折れてたので、またタクシーで街まで行って帰って来れるのか?と思ったが、近所もあまり何もなく、ここで夜までいるのも何だか寂しいので思い切って出かける事にした。
フロントに行くと、先ほどの優しい人がタクシーをGrabで呼んでくれるという。どこまで行きたいの?と聞かれ、聖マリア教会とドンコイ通りのショッピング、と伝えた。
アプリなら先に値段もわかるので、500円くらいで30分ほど先の街まで行けるらしい。
あっという間にタクシーが来て、それも安心のビナサンという会社だった。
街までの景色は、交通量がすごいことがとにかく印象的だった。若者が二人乗り、3人乗りで小さなバイクにノーヘルで乗ってる。
信号が青でも、横断するのが大変。
聖マリア教会に着いたが、工事中なのか、入り口もどこかわからない。中に入れるのかもよくわからないので、一応見たしそれでいいか、と思って終了。ピンクで可愛い。
とりあえずお腹がぺこぺこで、いくつか調べていたうちの一つのレストランがすぐ目の前にあったので、入った。ベトナムでベトナム料理がやっと食べれる。
ホーチミンの、プロパガンダというレストラン。
公園の横に、お店がたくさん。
内装のイラストがかなりオシャレで可愛い。
ベトナムのビールと、フォーを注文した。
気持ち的には生春巻きとかいろいろ食べたかったのだが、量もありそうなので食べてから様子見る事に。
薄切りの牛肉が沈んでるけど中に山盛り入ってた。美味しい。あっさりしてるけど、味がある。量がめちゃ多い。食べきれないレベル。
美味しいご飯を食べて、可愛いお店を見て、やっとベトナム来て初めて楽しいと思えた。
やはり、怖がっていても仕方がないので街まで来てよかった。誰かと一緒なら、ベトナムも怖くなかったかもなぁ。
続く
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