激辛ドロ担々麺 馬鹿坊へ行ってきた
食の激戦区、天六。
ずっと気になっていた馬鹿坊へ行ってきた。ばかぼんと読む。
バンブーから徒歩3,4分、大通りに面している。
お昼はラーメン屋、夜は中華料理屋というここのお店がオープンしてから行きたいと思いながら気付けば軽く4年は経っていた。
4年前、バカヤロー龍麺坊というお店が中崎町のナベルという安いスーパーのところにあった。ライブ終わりに母と通りがかると、食べ終わった若い男性が、「ここおいしいよ！」と言うので、入ってみたらとても美味しかった。そこの系列店で馬鹿坊オープンのお知らせを知った。
いつのまにかバカヤローのラーメン屋は、残念ながら閉店していた。
馬鹿坊がおいしいという噂はたびたび聞いていたけど、なかなか行くチャンスがなかった。ラーメン食べたいなぁ、と思うのは大概夜ご飯なので、お昼限定というのはなかなか難しかった。
そして、今日は食べるぞと意を決して入店。金曜の14時前。
ラストオーダー14時半まで。
お客さんは女性が1人。あれ、空いてる。
テリーヌ入りの鶏塩ラーメンも気になったが、人気のドロ担々麺を注文。
日本語の不慣れな中国人の男性がオーダーを取りにきた。
大盛り無料とのことだけど、普通盛りにした。
パクチーはメニューの下に200円と書いてあったので、ノーマルの状態で入っているのか聞いたけど伝わらず、作るお姉さんが、後ろから入ってますよーとお声かけしてくれた。
注文を待っていると、女性2人連れが入ってきた。カウンターしか無いので、女性だらけで珍しいラーメン屋だなぁと思った。
さて、担々麺が出来上がった。
汁無しで確かにドロっとしてる。麻辣、胡麻ダレが中太麺に絡み合っておいしい、しかしとにかく辛い！死ぬほど辛い！
辛い麺の合間にパクチーで一休み。
一口食べるごとにお水を飲み、ティッシュで流れる涙と汗を拭きながら、なかなか進まない。並盛りにしておいてよかった‥
そのうちに、男性客、女性客と続き、店内は埋まってきた。全員がドロ担々麺を注文する。
お隣の女性は、ドロ担々麺大盛りで！と慣れた様子。
辛ささらに増すことも出来るようで、これ以上は私には未知の世界の辛さだよ、すごいなぁと思いながら少しずつ食べる。
麺を食べ終わると残りのタレの器に追い飯というのができると食べログに書いてあったので、食べ終わってないけど辛さのあまり、ご飯貰えますか？と頼んだ。
またも中国人の男性に、ご飯？？追い飯？と伝わらず何回か聞かれたところで、お姉さんが後ろからご飯別皿ですね！と声掛けをしてくれた。
麺をおかずにして、ご飯で中和することで、ようやく食べ終わった。
汗だく。
ご馳走さまでした。
最近になって、麻婆豆腐の美味しさに目覚め出したので、今日は本当は麻婆豆腐を食べに行こうかと思っていたけど、朝の大雨で断念した。麻婆豆腐は奥が深い。
数年前までは、麻婆豆腐の良さに全く気付いておらず、姉の旦那さんが中華で一番麻婆豆腐が好きなんだ、と言ってもへーそんな人もいるんやね、中華は酢豚とあんかけ焼そばと海老マヨでしょ、と思っていたのに。
基本的に辛いものは苦手だけど、四川料理といえば、麻婆豆腐と思うようになった。
Facebookを始めた頃、食べ物の写真ばかり載せていたら、友達に「食べログやん！」と突っ込まれて以来、
そうか、人の食べたものなんて周りの人からしたらどうでもいいよなぁ。と思い、食べ物を載せるのを控えめにしていたけど、たまにあの美味しかったラーメンは何処だったかな‥と思い出せないときに昔の自分のインスタを見て、ああここだった、と思い出すために思い出の1ページとして載せたっていいじゃないかとも思い、インスタには好きなことを載せている。(主に猫)
昔、どこかの誰かのおじさんが、テレビで一生のうちの食事の回数はあとこれだけ。
好きなものを食べたいですよね。と言っていたことに深く共感して、食いしん坊街道をひた走ってきた。
ばかぼんの担々麺は、私には辛過ぎたけど、クセになる辛さなので辛いもの好きで食べてみたいと思われる方がいたら、また行くかもしれない。
次は塩ラーメンを食べてみたい。
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